きもののお手入れ
放置ダメ!着物は放っておくとシミ・カビ・虫食いの餌食になってしまいます。

いつもお召しになるお着物・慶弔時のたまにお召しになるお着物。
どちらも清潔で快適に着こなしていたいですよね。
大切なお着物のお手入れ方法をご紹介させていただきます。
是非ご参考にしてみて下さい!

○保存のポイント

  1. 湿気を防ぐこと
    湿気は着物にとって一番の敵です。
    シミ・黄変・カビ・縮みの原因となります。
  2. 汚れを取り除くこと
    ほんの少しの汚れでも後で大変なことになる場合は多いです。
    黄変・カビが広がり、虫くいのもとになります。
  3. 虫食いを防ぐこと
    喰われたら最後・かけはぎでも跡は消えないので汚れの点検をしましょう。
  4. たたみ方や積重ねに注意すること。
    折ったり押さえつけられたりは、箔・刺繍・絞りには大敵です。
    剥がれたり、風合いが損なわれてしまうことがあります。
  5. 防虫剤に注意する事。防虫剤はきものに直接ふれないように、注意しましょう。
    変色の原因となります。        

○虫干し
  • 目的
    • 風を通して湿気を払う
    • 害虫を除く
    • 点検をする。
      (大変なことになる前にトラブルは早めに処置をしましょう。)
  • 理想の時期
    • 湿りやすい季節の後………7月上旬〜8月上旬
    • さあ着ようという時…………10月上旬〜11月上旬
    • 一年中で最も湿度の低い時期…1月上旬〜2月下旬
  • 時刻・方法
    • 晴天が二日以上続いたときの午前10時〜午後3時の間
    • 風通しが良く、陽のあたらない所にきものを一枚ずつ裏返して掛ける
  • その他
    • 現代家屋は密閉度が高く湿気が籠りやすいので、一年に一度(できれば三回)は虫干しをしましょう。
      この虫干しはきものを点検する絶好のチャンス。
      シミ・カビ虫食い等の有無をよくしらべましょう。

      タトウ紙(着物を入れる紙)も良く干しましょう。
      タンスや衣装箱は内部を乾拭きして干します。
      タンス・衣裳箱は直接日光の当たらない風通しの良い場所に置きましょう。
      段ボール箱は湿気の原因になりやすいためなるべく避けましょう。

      *点検中カビを発見してしまったら

      放置すると箪笥全体に広がる可能性があります。
      まずはカビが見つかった着物を別の場所に移しましょう。
      そしてすぐに専門店に相談してください。
      さらに着用時の水や汚れから着物を守る事も忘れずに
      *着物用撥水加工も有効です。


○汚さないために
  1. 着るとき・脱ぐとき
    • まず、手を洗います。
    • お化粧は着る前にします。
    • 立つ場所、きものを置く場所に、敷物を敷く。
    • 指輪や時計をつけるなら、着付けてから。取るのは脱ぐ前に。
  2. 着用時のちょっとした動作
    • 手を伸ばす時は、あいた手で袂(たもと・袖)をかばう。
    • 階段の昇り降りの時は前裾(すそ)をかばう。
    • 壁などにもたれない。

  3. おでかけのとき
    • ペーパータオルをバッグに入れておく。
    • ハンカチを余分に用意して食卓ではナプキン代わりにしましょう。


○汚れたら
  • 出先での応急処置
    • ティッシュペーパーか乾いた布で汚れを軽く吸い取るようにする。
      注意:あわててこすらないこと。繊維がささくれて色が落ちたり、汚れの範囲が広がると専門家でも修正が難しくなります。
    • 汚れた部分の表と裏にきれいな布を当て、軽くたたくようにして汚れを布に移します。
    • なるべく早く、専門店(当店)等に相談しましょう。

○着用後のお手入れ

きものを脱いだ後、柔らかい毛のブラシなどで全体の埃を丁寧に払って下さい。
その後、湿気やヤケ防止のため陽があたらない風通しの良い所に陰干しをしましょう。
一枚ずつ和服用ハンガーに裏返して掛けましょう。(扇風機やエアコンの除湿なども有効です。)
この時、全体的に汚れの有無を確かめる。(特に衿)
汗をかいた時は特に注意しましょう。
その時は目に見えなくても後でトラブルの原因となります。
肌に一番近い(肌襦袢はもちろん)長襦袢はご着用のたびにクリーニングをお勧めします。

※万一、点検中に綻(ほころ)びやシミ・汚れを見つけた場合には専門店(当店)
などに相談するなど 早めに適切な処理を行ってください。

タンスの肥やしにしないでね

ご相談、お見積もりなどお気軽にお問い合わせください。




きものクリニック・ふじ
お着物の病院です。

お困りごとは何でもお気軽にご相談ください。

当店のきものクリーニングは専門の職人がきれに仕上げます。

当店できものクリーニングをご注文のお客様には、簡単なシミ抜きをサービスさせていただきます。
(サービスのシミ抜きは、ご着用後、直ぐの汚れで、できる範囲のものに限らせていただきます。)
*古い汚れや特殊なものは別となります。
    
きものクリニック ※シミ抜き・撥水加工他は別途お見積もりさせていただきます。

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きものビフォーアフター
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きもの仕立て・寸法直し・洗張り・染替え・家紋入れ・シミ抜き・カビ抜き・色掛け・柄足し・撥水加工・その他、何でもお気軽にご相談ください。

思い出の着物、お母さん、おばあちゃんにいただいた着物、今お持ちの着物を活かしてください!!

きれいに甦ったきものを見れば
(新品の物が売れないと嘆く)呉服屋さん以外は、ほとんどの方に喜んでいただけると思います。

プラン1-シミ抜き・修正・部分洗い・全体洗い

衿の汚れ→ご着用後一番汚れやすいところです。
早く処置をすればきれいになります。(そのままにしておくと結構厄介です。シミ抜きだけではきれいになりません。色掛け等の修正が必要になります。ご着用後は必ず点検をして下さい。)

古い汚れ→あきらめていた経年のひどい汚れもシミ抜き、色抜き後、色掛け修正します。

カビ汚れ→カビが定着する前であればカビ抜きクリーニングが可能です。
そのままにしておくとほかのきものに移ります。
できるだけ早くご相談ください。

プラン2-色掛け

部分的な色掛け→派手な部分だけ落ち着いた色に修正します。
気に入っている着物ならこれでまたしばらく着れそうです。
修正前
ビフォー
修正後
アフター

プラン3-染替え(無地染)

染替え→違う色に染め替えるので全く別な着物になります。


プラン4-染替え(柄活かし)

柄活かし加工→柄は気に入っているが地色が派手になってしまった。
または、全体的に汚れがある場合に有効です。
柄を残して地色だけを染め替えます。
修正前
ビフォー
修正後
アフター

修正前
ビフォー
修正後
アフター
プラン5-仕立て・直し


仕立て→他店でご購入の着物等・仕立てのみのご注文もよろこんで承ります。
お気軽にご相談ください。

寸法直し→古い着物・いただいた着物などサイズが合わないときにご相談ください。

足し布→大きくしたいとき、古い着物では生地が足りない場合が出てきます。
そのときは写真(下)のように隠れて見えなくなる部分に足し布をして仕立てることも可能です。

直しのみの料金のため、すじ消しや修正をご希望の方は別途お見積りをさせていただきます。

洗い張り等古物は一割増
修正後一例

プラン6-帯加工(軽装帯・作り帯)

帯の形を作ることで着付けが簡単になります。
軽装帯
軽装帯
 ・  作り帯
作り帯


プラン7-加工(小物)

その他加工→残り布で草履やバッグ、巾着等に加工
着れなくなった思い出の着物でミニきもの、傘等に加工
着物や羽織を帯に加工
いろいろなものに加工することができます。
お気軽にご相談ください。

きものバッグ
きものバッグ
 ・  草履
草履
財布
財布
 ・  メガネ入れ
眼鏡ケース


プラン8-その他

紋入れ、紋直し、洗い張り、仕立直し、撥水加工等々
できないと思ってあきらめていたこと、あんなことができるかどうか、
こんなことをしてみたらどうか等、何でもお気軽にご相談ください。
心よりお待ち致しております。

※各プラン生地等の関係でできない場合もありますのでご了承ください。
※急ぎができない加工もありますので余裕をもってご相談ください。
      

ご相談、お見積もりなどお気軽にお問い合わせください。